蝉はカメムシの仲間
ここ数日の猛暑日に、セミの鳴き声が聞こえると、一段と汗が噴き出します。セミは一生の大半を土の中で過ごし、成虫として過ごすのはわずかな期間だけ。気温が 30℃、湿度が 80%を超え、晴れの日が続くとセミは羽化を始めると言われています。 セミの羽化が始まるのは、だいたい日没以降。 午後8時〜午後9時くらい・・・どうやら、ここ数日の熱帯夜に幼虫が地上にでてきて羽化したらしい。
セミは、「カメムシ目」というグループに入っていて、カメムシやアブラムシ、タガメの仲間です。さなぎにはならず、卵から幼虫、成虫と成長する不完全変態をします。
目は、小さな目がいくつも集まってひとつの目になっている「複眼」のメインの目が2つあり、これに加えて明るさを感知するための「単眼」と呼ばれる目がおでこに3つついていて、羽化した後、羽が伸びきり、茶色の色が鮮やかな、どこから見てもアブラゼミ。
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