健康・医学 Feed

2022年7月25日 (月)

患者は医者に付く

とある内科クリニックの待合室から見える箱庭です。どの木が何という木か、窓際の所に注釈文が有り、診察を待っている間も退屈しません。

急いで駆け込んでも、ちょっとした時間があれば、ホットした気持ちになり、備え付けの血圧計にも平常心で測ることが出来ます。診察は、既に待合室から始まっているんだなぁと・・・つくづく思いました。「一手間」を惜しまない待合室づくりに頭が下がります。

全てに安心して任せられる先生だと思っています。

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今日も、待合室は混み合っていました。 

名医になれるポテンシャルを持っている人は沢山います。その中から実際に名医を生み出すのは患者だろうと思います。あくまで結果で判断されるものであり、最初から名医である人なんているわけがありません。患者は医者に付く・・・なるほどと思いました。

2022年6月16日 (木)

忍法変身の術

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収穫した大蒜を早速黒大蒜に・・・・

炊飯ジャーで2週間寝かせれば、黒々とした黒大蒜のできあがりです。

味はドライフルーツのような甘みと食感に。

炊飯ジャーに入れて4日目です

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6日目です

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7日目です

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もともと栄養価の高いニンニクですが、黒大蒜にするとさらに栄養価が高まることが近年の研究で明らかになっています。

通常にんにくは白っぽい色をしていますが、2週間熟成するにつれて色がつき、最終的には真っ黒に変化。

アルギニン  S-アリルシステイン  シクロアリイン  プロリン  ピログルタミン酸

などの成分が増加します。 さらにアミノ酸量も増え、その量はにんにくの数倍にもなると言われています

我が家では、ほとんどを黒大蒜にして食しています。

1回で2~3週間分が作れます。食べ終えるまで常温でも十分持ちますが、むき身にしてガラス瓶に入れ、冷蔵庫で保冷しながら食しています。

 

あと1週間で、今年収穫した大蒜での黒大蒜ができあがります。楽しみです。

冷蔵庫の中には去年収穫した分の黒大蒜も残りわずかです。黒大蒜の世代交代です。

2022年6月12日 (日)

ドラキュラなどの魔除けだけではない!

今日は朝から大蒜収穫。畑で半日天日干しにしてから持ち帰ることに・・

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ニンニクを食べると元気になると言われていますが、なぜ元気が出るのでしょうか?

ニンニクといえば、あの強い刺激臭が特徴的ですが、実は、あのニオイが元気の素となっているみたいです。

ニンニクの薄皮をむいただけでは、それほど匂いはありませんが、刻んだりすりおろしたりすると、アミノ酸の一種である”アリイン”が、”アリシン”という別の物質に変化して、すごーいニオイを出します。

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普通にビタミンB1を摂取しても、一定量以上は身体に吸収されないところを、アリシンと結合することにより、身体にドンドン吸収されるということらしいです。

そして、このニンニクのビタミンB1には体内の疲労物質をやっつける効果があります。

ニンニクには疲労回復のほかに、抗酸化作用や抗菌、食欲増進、発ガン抑制や血栓、動脈硬化にも効果があります。ニンニクと一緒にビタミンB1を含む食べ物と合わせて食べることで、さらにすごい効果が期待できると言うことみたいです。

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2022年6月 9日 (木)

畑のキャビア!?

育てるのが簡単なコキア。昔、コキアの枝をホウキに利用していたことから、「ほうき草」「帚木」という和名で呼ばれています。
夏には鮮やかな緑色をした葉っぱが秋になると紅葉する様子が美しく人気があります。

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中国を経由して日本へ伝わってきたコキアですが、その実を薬用および食用とすることも古代中国からの伝来であり、日本で言う「とんぶり」。

成分としては、サポニン等が含まれ、強壮作用があります。
漢方で利尿・強壮剤として使用され1回に9~15gを煎じてのまれています。

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コキアの実を加工したとんぶりは、別名畑のキャビアと言われています。
主な産地が秋田県と言われ東北ではとくに一般的によく知られている食材のひとつといわれます。
クセがなく淡白な味わいで、たとえばお刺身などの和食に添えられていたり、ほかにも和え物で食べたりする機会が多いみたいです。

ならば、大事に育て、畑のキャビアなるものを食してみたいと思います。

2022年6月 7日 (火)

キュウリのご先祖 何処から?

キュウリの歴史はとても古く、原産地はインド北西のヒマラヤ山麓と言われています。言い伝えでは、紀元前2世紀に張騫(ちょうけん)という人物が、西域(=胡)からキュウリを持ち帰り、中国に伝えたといいます。

キュウリは漢字で書くと「胡瓜」ですが、これは「胡の瓜」という意味。その後、中国を経由して日本に伝わりました。

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昔の日本人は熟して黄色くなったキュウリを食べていたそうです。

ルイス・フロイスというポルトガル人宣教師が16世紀に来日しました。そして、「日欧文化比較」という書物にこう書いています。「われわれの間では果物は熟したものを食べ、胡瓜だけは未熟のものを食べる。しかし、日本人は果物を未熟のまま食べ、胡瓜だけは黄色に熟したものを食べる」と・・・

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キュウリは「世界一栄養のない野菜」としてギネスブックに 掲載されていますが、これには少し誤解があります。ギネスではカロリーの最も低い果実と言うことで、栄養のない野菜とはちょっと違うと思います。

キュウリにはカリウムが豊富です。カリウムは次のような働きが期待できます。

・ 利尿・むくみ改善
・ 高血圧・動脈硬化予防
・ 夏バテ・のぼせ緩和

また、キュウリに含まれる「シリカ」というミネラルには、肌、爪、毛髪の老化防止や修復作用があり、最近注目されていると言われています。

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