3年ぶりの開催となった『彦根の城まつり』に行きました。お目当ては、彦根鉄砲隊の演舞でしたが、その数分前に彦根消防団による梯子乗りを見学することが出来ました。勿怪の幸いでした。しかし、未だコロナ禍とあって全体の規模は若干縮小されていました。
井伊の赤揃えで登場した鉄砲隊。弾と火薬を銃口から込める、いわゆる形式上、前挿銃です。鉄砲隊員は、火皿に口薬を入れた後、火蓋を閉じ、火縄を火鋏に付けます。このあと、構えて、射撃のチャンスを狙います。そして、指揮官から「火蓋切れ」の号令がでたところで、火蓋を開ける、そして、「放てー」の命令で発射します。
写真は、向かって一番左の人が撃ったところですが、火縄から火皿に点火された瞬間で、まだ銃身の中の炸薬には発火していません。その後、炸薬に引火し爆発。銃身から火が飛び出しています。貴重な瞬間を捉えることが出来ました。
話は前後しますが、この、「火蓋を切る」とは、射撃の直前に、射撃体勢に入ることであり、それが転じて、「戦いが始まった」と言う意味になったと言われています。
ここで注意が必要なのは、よく『火蓋が切って落とされる』という使い方をされる方がいますが、これは、「火蓋を切る」と「幕を切って落とす」が混同した言い回し、誤用です。「幕を切って落とす」は、「はなばなしく物事を始める」「はじめて公開する」という意味の言葉。「火蓋」は、火縄銃の部品のことですから、戦いを始めるという意味なら、「火蓋を切る」とするのがふさわしいのです。火蓋を「切って落とす」と銃は使い物になりません。
うーん、痛そう。
コロナ禍でなかなか遠出をしていませんでしたが、我慢を強いられていたものが緩和されつつあるので、対策を講じて出かけたいなぁと思っています。
ここに紹介する写真はコロナ禍前に香嵐渓に出かけたときの写真(2~3年前)です。
もみじや広葉樹は、春から夏にかけて、日差しを浴びて光合成を盛んに行い、成長するために必要な栄養をたくさん作ります。
しかし、秋になって日差しが弱くなると、光合成によって作られるエネルギーは激減し、葉を緑色に維持するエネルギーのほうが上回るという状態になってしまうのです。
そこで落葉樹は、余分なエネルギーをカットしようと葉に栄養や水分を送ることをやめ、枝や幹にエネルギーを蓄え、寒い冬を乗り越える準備をするのです。そのため、緑色の葉緑素は壊れていきます。ここからが、アントシアニンの出番となります。じつはアントシアニンは色素で、赤い色を持っています。葉緑体の緑が薄れることでアントシアニンが目立ち始め、葉はみるみる赤くなっていくのです。これが、紅葉の仕組みです。
ここ数日の猛暑日に、セミの鳴き声が聞こえると、一段と汗が噴き出します。セミは一生の大半を土の中で過ごし、成虫として過ごすのはわずかな期間だけ。気温が 30℃、湿度が 80%を超え、晴れの日が続くとセミは羽化を始めると言われています。 セミの羽化が始まるのは、だいたい日没以降。 午後8時〜午後9時くらい・・・どうやら、ここ数日の熱帯夜に幼虫が地上にでてきて羽化したらしい。
セミは、「カメムシ目」というグループに入っていて、カメムシやアブラムシ、タガメの仲間です。さなぎにはならず、卵から幼虫、成虫と成長する不完全変態をします。
目は、小さな目がいくつも集まってひとつの目になっている「複眼」のメインの目が2つあり、これに加えて明るさを感知するための「単眼」と呼ばれる目がおでこに3つついていて、羽化した後、羽が伸びきり、茶色の色が鮮やかな、どこから見てもアブラゼミ。
今日も朝から太陽が元気いっぱいなので、9時までに全ての作業を終え、涼しい部屋へ避難。有り余る時間の中で、Photoデータを整理するため、パソコンを取りに2階へ。階段も壁も柱も床も体温以上になっていて、触れるとその熱波が汗となり背中を流れるのが分かります。
2度に分けて降りれば良かったのですが、横着をしてパソコン一式と我が家のペットを抱えて階段を・・・途中で、マウスが滑り落ち、あえなく分解。ペットとパソコンは大丈夫でした。マウスも組み立てて、なんとか動いています。やれやれです。
コロナ禍前に群馬県を訪れた際の高崎山車祭りと花火大会のデータが出てきました。毎日感染者数を更新しているコロナ禍では、我慢、我慢。しばらくは夢のまた夢です。早く以前の日常生活に戻れることを祈ります。
とある内科クリニックの待合室から見える箱庭です。どの木が何という木か、窓際の所に注釈文が有り、診察を待っている間も退屈しません。
急いで駆け込んでも、ちょっとした時間があれば、ホットした気持ちになり、備え付けの血圧計にも平常心で測ることが出来ます。診察は、既に待合室から始まっているんだなぁと・・・つくづく思いました。「一手間」を惜しまない待合室づくりに頭が下がります。
全てに安心して任せられる先生だと思っています。
今日も、待合室は混み合っていました。
名医になれるポテンシャルを持っている人は沢山います。その中から実際に名医を生み出すのは患者だろうと思います。あくまで結果で判断されるものであり、最初から名医である人なんているわけがありません。患者は医者に付く・・・なるほどと思いました。
ある1本の茄子から見慣れない葉っぱが出現。
もしや、日々、品種改良されている茄子なので、購入した苗の1本が突然変異?
それとも、先祖返りを起こした?
毎年、連作しているので連作障害が出ないよう、苗は接ぎ木苗を購入していました。
見慣れない葉は地下から直接違う茎が伸びています。
ネットで調べてみると、なんと台木に使用しているトナシムというものでした。
トナシムは、青枯病、半枯病(、半身萎凋病、サツマイモネコブ線虫に複合耐病虫性があり、茎や葉にトゲがないので茄子などの台木にむいているとのこと。
分かってしまえば、何のことはない・・・茄子に養分が行き届かないと行けないので、地上に出ている茎の根元から切断させていただきました。
ここしばらく雨もしくは曇りが続くと予報されているので、若手ホープをシニアの間に移植しました。 うまく育ってくれるといいのですが・・・
今のところシニアからは潤沢に収穫できています。
漬物、煮物、揚げ物、炒め物と引く手あまたで重宝がられています。
所々葉っぱが虫食いに遭っているのが気に掛かります。時折見かけたのが姫コガネムシとコガネムシ。葉の上で頻繁に交尾してしていました。指先でピーンと飛ばそうとすると両手を挙げて威嚇してきます。此奴らは土中に卵を産み、その幼虫がまた曲者で根を食い荒らします。
なので見つけたら、即ご用にしないと後々大変なことになります。捕縛するのであれば午前中に限ります。午後になると近づいただけで飛んでいってしまいます。此奴らにはマラソン・スミチオンなど殺虫剤は効きません。午前中に捕殺するのが一番です。
鬼平こと長谷川平蔵も言っていました。「迷うな、ためらうな、一歩も引くな その場で捕殺」
昨日27日に梅雨明けした九州南部・東海・関東甲信に続き、今日28日、気象庁は「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
北陸は統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。これまでの最早は平成13年の7月2日ごろでしたので、かなり早いと言えます。因みに梅雨期間は14日間となっています。6月に梅雨明けするのは初めてです。
梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあり、確定値として発表されます。
参考までに過去10年間の梅雨入り・梅雨明けの速報値と確定値をまとめてみました。最下段でダウンロードしてみてください。
興味のある方は、ここをクリックしてください。
コロナ禍で、2年間はほとんど何処へも出かけていませんでした。
マスク着用で久々の県外。室戸寺の紫陽花が見頃を迎えています。
毎年少しずつ本数が増えていると聞きます。住職と関係者が、咲いたときの配色を考えながら植えていると聞きました。
今回もハートに見える紫陽花を探してみました。見えようによっては見えなくもない。
帰りに、”土用の丑”には少し早いのですが、滋賀県の『逢坂かねよ』に寄りました。
今年の土用の丑は嬉しいことに2回あり、一の丑が7月23日(土)で二の丑が8月4日(木)です。
実は、土用の丑の日は春夏秋冬それぞれにあり、うなぎを食べる風習が根付いている土用の丑の日は夏のみ。 一般的には、夏の土用の丑の日のことを、「土用の丑の日」と言うことが多いのです。
ちなみに、来年の夏の土用の丑は7月30日(日)の1回だけですが、ウナギだけでなく頭に『う』のつく食べ物、梅干し、うどん、牛の肉等々なんでもいいそうです。
要は疲労回復や食欲増進して夏バテを乗り切るためのようです。そのためか『土用シジミ』や『土用餅』等も有名です。